第1回サーキュラー
実行委員長 林崎 規託
副実行委員長 羽倉 尚人
プログラム委員長 坂上 和之
行事委員長 原田 寛之
主旨
本年会は、加速器とその応用分野の研究者・技術者が一堂に会して研究・技術の成果発表および情報交換を行い、個々の研究者はもとより研究機関相互の交流および密接な連携を促進する場を提供するものです。2004 年の日本加速器学会発足以来、毎夏定期的に開催され、今回で 22回目を迎えます。優れた学術的成果の発表のみならず、加速器施設の現場で働く技術者の貴重な経験を共有することで、加速器関連技術の継承と発展を目指します。加速器の応用分野の多様化に加え、専門技術の高度化と細分化が顕著な昨今、本年会の果たす役割がますます重要になってきていることは自明であり、加速器に関わる多くの研究者・技術者の参加を呼びかけるものです。
開催概要
- 会期 : 2025年 8 月 6 日(水) - 8 月 8 日(金) 3日間
- 会場 : 東京都市大学世田谷キャンパス
- 参加資格 : 制限はございません。
- 発表資格 : 正会員、名誉会員、シニア会員、学生非会員、賛助会員所属の非会員(条件有)
※発表申込・参加登録の詳細は第2回サーキュラー( 4 月上旬頃)でご案内します。 - プログラム : 研究発表(口頭、ポスター)、企業展示、企画セッション、特別講演、懇親会等
※ポスター発表は 3 日間行う予定です。
今後の主な予定:
- 発表申込開始 : 4 月 1 日(火) 11:00 予定
- 発表申込期限 : 5 月 9 日(金) 24:00 予定
- 事前参加登録期限 : 7 月 8 日(火) 予定
- プロシーディングス提出期限 : 8 月 11 日(月) 24 時 会期後翌週の月曜日
※提出期限に間に合わないプロシーディングスは受け付けません。ご了承ください。
※PASJ2025 よりプロシーディングスの提出方法が変わります。詳細は後日ご案内します。
※年会賞応募の方は提出期限が会期前日であり、異なりますのでご注意ください
宿泊予約
宿泊施設の予約は各自でのご手配をお願いいたします。早めの予約をお勧めします。
開催要項
主催
日本加速器学会
共催
東京科学大学総合研究院ゼロカーボンエネルギー研究所(予定)
東京都市大学理工学部原子力安全工学科/理工学部原子力研究所(予定)
東京大学大学院工学系研究科原子力専攻(予定)
後援
なし
会期
2025年 8 月 6 日(水) - 8 月 8 日(金) 3日間
※ 会期前後日は施設見学を予定しております。
会場
東京都市大学世田谷キャンパス(年会会場)
〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1丁目28−1
東急大井町線 「尾山台」駅下車 徒歩12分
URL:https://www.tcu.ac.jp/campuslife/introduction/setagayacampus/
企画セッション
加速器学会では、第18回年会より広く発展した研修や他分野と連携した研究テーマの発表を企画セッションとして開催してきました。
今回は、下記の二つのテーマを企画セッションとして予定しています。
1.AI/機械学習
- 「加速器運転における機械学習の応用」
前坂 比呂和 氏(理化学研究所放射光科学研究センター) - 「Transformerによる大規模機械学習の現状と、深層学習の科学応用」
瀧 雅人 氏(立教大学 人工知能科学研究科)
2.素粒子物理学分野と考える、加速器分野の将来(仮)
加速器科学や素粒子物理を取り巻く現在の環境や展望を確認し、将来に向けた議論をすることにより、学会における将来に向けた活動の活性化を目指します。(高エネルギー物理学研究者会議内に組織されている将来計画委員会と共同)
特別講演(市民講座)・施設見学会
実施予定(詳細は検討中)
懇親会
日時:2025年8月7日(木)19:00 – 20:30(予定)
会場:東京都市大学世田谷キャンパス(年会会場)
〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1丁目28−1
託児所
会場施設内に託児所を開設する予定です。
実行委員会で事前準備の必要がありますので、ご利用を予定されている場合は、事前参加登録期限内にお申込みください。
詳細は公開後の年会 Web ページをご覧ください。
参加申し込みについて
事前参加登録期間
4 月 22 日(火) - 7 月 8 日(火) 予定
※円滑な年会運営のため事前登録・事前支払いにご協力ください。
参加区分・参加費
以下の通りです。第 21 回年会(PASJ2024)より「名誉会員」と本学会法人化に伴い新設された 「シニア会員」の区分が設定されています。
事前支払 | 当日支払 | |
---|---|---|
正会員(一般) | 7,000 円 | 8,000 円 |
正会員(学生) | 2,000 円 | 2,500 円 |
シニア会員 | 2,000 円 | 2,500 円 |
名誉会員 | 0 円 | 0 円 |
非会員(一般) | 9,000 円 | 10,000 円 |
非会員(学生) | 4,000 円 | 4,500 円 |
名誉会員、シニア会員の定義に関しましては、日本加速器学会の定款をご覧ください。
参加費支払い
専用の Web ページにてお支払いいただきます。
クレジットカード払い、コンビニエンスストア払いでの振り込みをお選びいただけます。
事前支払い期限は事前登録期限と同様、7 月 8 日(火)です。
第 22 回年会(PASJ2025)から申込(ログイン)方法が変更となります。
正会員、名誉会員、シニア会員はマイページのログインと同じメールアドレスとパスワードにてログインしてください。
その他の会員種別の方はログイン ID を発行の上、お申し込みください。
本学会会員でご自身の PWD がわからない会員は以下で照会が可能です。
https://iap-jp.org/pasj/mypage/password_reset/
入会方法
非会員で発表申込みをされる方は、先にご入会をお願いします。
入会に際しては 1 週間程度の審査期間がかかり、発表申込締切前はゴールデンウイークを挟みます。
必ず余裕を持ってお申込みください。
入会手続きは、学会ホームページよりオンラインでお申し
込みいただくか、または入会申込書をダウンロードいただき、ご記入後に本サーキュラーの末尾
にあります学会事務局宛てに電子メールでお送りください。
その後、学会事務局より会費の振込書類が届きますのでご入金をお願いいたします。
発表申し込みについて
発表対象
加速器科学、加速器技術、ならびに加速器の応用に関すること。
研究発表の形式
発表形式には、一般口頭発表、一般ポスター発表、施設技術報告ポスターの 3 種類があります。 ※発表申込方法、発表形式の詳細は、第 2 回サーキュラーでご案内します
発表申込
4 月 1 日(月) 11:00 - 5 月 9 日(金) 24:00 予定
発表申込時にアブストラクトを提出していただきます。
第 22 回年会(PASJ2025)より、発表申込システムがリニューアルされます。
第 21 回までとは申込方法が異なるため早めに発表申込を行ってください。
申込期限厳守でお願いいたします。
※アブストラクト・プログラムの公開は、「6 月下旬」を予定しています。「プレス発表」、「特許
出願」などを予定されている発表者は、公開されても良い内容にしていただくよう、お願いいたします。
発表資格
原則として正会員でも名誉会員でもない(以下、非会員と略記)年会参加者の発表は認めません。
ただし、以下についてはその限りではありません。
- 学生非会員の発表は認めます。
- 賛助会員の場合は、以下のように会費口数に応じて、または発表費を支払うことにより、非会員の発表を認めます。
- 5 口までは1人、5 口を超える分 1 口につき1人の非会員発表を認めます。
- 上記会費口数により許される人数以上の非会員発表は、賛助会員または発表者が1人当たり1万円の発表費を支払うことにより、これを認めます。
日本加速器学会年会賞
研究活動・研究者生活の初期段階にある、学生および若手研究者を奨励することを目的として、日本加速器学会年会賞(口頭発表部門、ポスター部門)を設けております(過去の受賞者は口頭・ポスターの別に関わらず受賞対象外です)。
受賞者は申込み段階で加速器学会会員または学生会員であること(発表当日までに入会手続きを完了していること)が条件です。
研究初期段階および若手を支援するという趣旨のために事務局から年齢やキャリアをお尋ねすることがあります。
審査希望者は発表申込時にエントリーしてください。
ただし、お 1 人につき 1 件のみエントリーが可能です。
また、審査の対象となるのは発表内容ですが、会期前日である8 月 5日(火) 24時までのプロシーディングス提出が審査の条件となります。
なお、受賞者の発表は8月8日の閉会式にて行います。多くの応募をお願いします。
プログラムのカテゴリー
下記のカテゴリーを予定しています。各カテゴリーのキーワードを記載しますので参考にしてご検討ください。
発表申込時に、第1希望、第2希望を、ご選択いただくことになります。
カテゴリー | キーワード |
---|---|
「電子加速器」 | 性能向上、将来計画、線型加速器, 円形加速器、リニアコライダー、その他の関連技術 |
「ハドロン加速器」 | 性能向上、将来計画、線型加速器、円形加速器、静電加速器、ミューオン、その他の関連技術 |
「光源加速器」 | 性能向上、将来計画、放射光リング、FEL、コヒーレント放射、THz、挿入光源、その他の関連技術 |
「ビームダイナミクス・加速器理論」 | インピーダンス、インスタビリティ、粒子シミュレーション、電磁場計算、コライダー技術 |
「加速器技術 (粒子源)」 | 電子源、イオン源、荷電変換、陽電子源、中性子源、ミューオン源、その他粒子源 |
「加速器技術(加速構造)」 | 高周波、誘導加速、誘電体加速、超伝導、常伝導、空胴、空洞、加速管 |
「加速器技術(高周波源・LLRF)」 | クライストロン、モジュレータ電源、大電力RF系、低電力高周波制御、半導体増幅器 |
「加速器技術(電磁石と電源)」 | 超伝導磁石、常伝導磁石、永久磁石、パルス磁石、電源 |
「加速器技術(ビーム診断・ビーム制御)」 | ビーム診断、ビームモニター、ビームフィードバック(検出器、信号処理、キッカー) |
「加速器技術(加速器制御)」 | 制御システム、フィードバック、タイミング、インターロック、機械学習 |
「加速器技術(レーザー)」 | 粒子・レーザー相互作用、レーザー技術、レーザー加速 |
「加速器技術(真空)」 | 真空コンポーネント、材料、表面、排気システム、圧力計測、ビーム起源の真空挙動 |
「加速器応用・産業利用」 | 粒子線治療、滅菌処理、X線非破壊診断、静電加速器応用、RI製造、中性子、電子線改質、利用支援 |
「加速器土木・放射線防護」 | アライメント、加速器インフラ、建屋、冷却、空調、放射線遮蔽 |
「萌芽的加速器技術の提案」 | 斬新的・新奇的な研究発表 |
注)「萌芽的加速器技術の提案」では自由な発想からのイノベーションを目的として、加速器のハード、ソフト、関連する幅広い研究対象について斬新的・新奇的な研究発表を募集いたします。
ポスターを主体として露出の大きい形で発表いただきます。
自由な発想の提案奨励のため、他の発表に比べ研究が未完でも許容します。経験、年齢、所属を問わず奮ってご応募ください。
プロシーディングについて
プロシーディングス提出
事前にWebからの入稿のみ受け付けます。
プロシーディングスの提出期限は、年会会期翌週の月曜日の **8 月 11 日(月) 24 時 (予定)**です。
期限後に提出いただいたプロシーディングスは受け付けません。提出期限厳守でお願いいたします。
※日本加速器学会年会賞の応募申込をされた方の提出期限は、会期前日である8 月 5日(火) 24時です。
プロシーディングス提出が審査対象条件となりますのでご注意ください。
※口頭発表に関しては、スライドファイルの事前アップロードをお願いします。
※プロシーディングスおよびスライドファイルの入稿方法は後日、年会Webページと発表申込者へメールにてご連絡いたします。
論文形式
- アブストラクト
- 年会の Webページにて、タイトル・著者・所属と発表内容の概要を事前に提出していただき、プログラムの構成に利用させていただきます。
アブストラクトは提出締め切り後、準備が出来次第 Web上でも公開いたします。
- 年会の Webページにて、タイトル・著者・所属と発表内容の概要を事前に提出していただき、プログラムの構成に利用させていただきます。
- プロシーディングス
- 1つの発表につき 2-5 ページとします。和文・英文どちらでも可です。
論文のフォーマットは、和文の場合は年会 Webページ1から、英文の場合は JACoW 形式とし JACoWのWeb ページ2から、最新のテンプレートをダウンロードしてお使いください。
古いテンプレートのご使用は避けてください。作成に当たってはテンプレートからの逸脱が無いようご注意願います。
- 1つの発表につき 2-5 ページとします。和文・英文どちらでも可です。
*1 https://www.pasj.jp/templates.html
*2 https://www.jacow.org/index.php?n=Authors.HomePage
問い合わせ先など
年会・発表申込に関するお問い合わせ
日本加速器学会年会ヘルプデスク
〒162-0801東京都新宿区山吹町 358-5 アカデミーセンター
Email:pasj-desk@conf.bunken.co.jp
FAX:03-5227-8632
*広報・ウェブ委員募集中!*
加速器学会では広報や学会のホームページ制作・更新に携わる仲間を募集しています。
CGI がわかる方歓迎。やりがいのある仕事です!