WEP049  ポスター①  7月31日 2Fリハーサル室 13:00-15:00
コールドスプレーによる高温超伝導空洞製造の基礎研究
Feasibility study for manufacturing high-temperature superconducting cavities by cold spray
 
○山中 将(高エネ研),嶋田 慶太(日大工)
○Masashi Yamanaka (KEK), Keita Shimada (Nihon Univ.)
 
コールドスプレー(CS)法は未溶融状態の材料粉末を高速で基板に衝突させ、固相結合させることで厚膜を形成する加工技術であり、著者らはニオブ粉末を用いたCS法による超伝導空洞製造の研究を進め、空洞形状の製造を達成している。一方、CS法は金属粉末からセラミックス系の材料に至るまで多種多様な厚膜形成に用いることができることから、高温超伝導(HTSC)の原料粉をCSで積層することによりHTSC空洞の製造の可能性も期待できる。本報ではHTSC材料としてBi系材料の粉体を用いてCSを行い、そのフィージビリティについて検討する。