WEP048  ポスター①  7月31日 2Fリハーサル室 13:00-15:00
コールドスプレーによるニオブ超伝導空洞の製造
Manufacture of niobium SRF cavities by cold spray
 
○山中 将(高エネ研),嶋田 慶太(日大工)
○Masashi Yamanaka (KEK), Keita Shimada (Nihon univ.)
 
コールドスプレー(CS)法は未溶融状態の材料粉末を高速で基板に衝突させ、固相結合させることで厚膜を形成する加工技術である。著者らはニオブ粉末を用いたCS法により超伝導空洞を製造することを目標として研究を進めており、3.9GHz相当の空洞形状を作製することを達成している。一方、CSにより作製した厚膜はポーラスな構造であり気密性が低いことが懸念された。本報ではその問題について検討するとともにCSによるNb超伝導空洞の製造に関する研究について報告する。