WEP016  ポスター①  7月31日 1F大会議室 13:00-15:00
加速器運転状況報告用ウェブサイトにおける報告ページの自動生成システムの開発
Development of auto-generation system of shift report web page for accelerator operation status
 
○杉村 仁志,大西 幸喜,古川 和朗,由元 崇(KEK加速器),廣瀬 雅哉(関東情報サービス)
○Hitoshi Sugimura, Yukiyoshi Ohnishi, Kazuro Furukawa, Takashi Yoshimoto (Accl. Lab., KEK), Masaya Hirose (KIS)
 
SuperKEKB加速器では毎朝一日の運転状況を報告するための打ち合わせを行っている。 これまで打ち合わせでは報告資料をプレゼンテーションスライドの形式で作成し、共有ストレージで管理していた。 報告資料にはさまざまなビーム調整等の加速器スタディやトラブルの状況やその対処などが含まれており、今後の運転のフィードバックをする上で貴重な資料、情報が含まれている。 しかしながらプレゼンテーション形式のスライドでは時系列順に単調にファイルが並べられているだけであり、過去の有益な情報を探し出し、読み返すことが困難であった。 そこでウェブサイトとして報告ページを集約するシステムを開発し、過去の情報を読み返ししやすくした。 ブラウザでの閲覧となることで、パソコンやスマートフォンでどこでも閲覧をしやすくし、検索もできるようになった。 また、報告資料で運転のトレンドグラフや一部のビーム調整の結果などを自動生成することで報告資料の作成にかかる時間を削減する工夫も施した。 このシステムの構築に関わるウェブ技術の詳細を発表する。