WEP004  ポスター①  7月31日 1F大会議室 13:00-15:00
J-PARCリニアック50Hz繰り返しの加速空洞運転検証試験
J-PARC linac 50Hz repeated acceleration cavity verification study
 
○岡部 晃大,田村 潤,高橋 博樹,近藤 恭弘,神谷 潤一郎,山本 風海,森下 卓俊(日本原子力研究開発機構)
○Kota Okabe, Jun Tamura, Hiroki Takahashi, Yasuhiro Kondo, Junichiro Kamiya, Kazami Yamamoto, Takatoshi Morishita (JAEA)
 
J-PARC線形加速器(リニアック)では、核変換(ADS)実験を目指したADSターゲット試験施設(TEF-T)の建設に向けて、さらなる大強度化開発を行っている。現在、リニアックは繰り返し25HzにてJ-PARC 3GeVシンクロトロン(RCS)に400MeV負水素イオンビームを供給しているが、現状の利用運転とTEF-Tの稼働を両立するためには、繰り返し周波数を25Hzから50Hzに上げる必要がある。そこで、50Hzビーム加速実験に先立ち、加速空洞単体にて50Hz加速空洞運転試験を行うことを計画している。本発表ではJ-PARCリニアックにおける50Hz繰り返しの加速空洞検証運転について報告する。