THP022  ポスター②  8月1日 2F交流ラウンジ 13:00-15:00
cERLエネルギー回収運転におけるエネルギー収支
Energy balance in the energy-recovery operation at cERL
 
○本田 洋介,倉田 正和,阪井 寛志,島田 美帆(KEK)
○Yosuke Honda, Masakazu Kurata, Hiroshi Sakai, Miho Shimada (KEK)
 
ビーム加速時に消費された加速空洞のエネルギーをビーム減速時に回収することで、加速空洞のエネルギー収支がキャンセルされる。この原理により、加速空洞への投入エネルギーを抑えて大電流連続運転が可能になる。cERLでは1mAクラスの大電流運転の調整が確立し、加速空洞のビーム負荷が精度良く測定できるようになった。ビーム条件を変えてエネルギー収支を測定し、簡単な計算との比較を行った。