THP007  ポスター②  8月1日 1F大会議室 13:00-15:00
J-PARC MR の入射ビーム用プロファイルモニターのアプリケーション開発
A Development of Application on Beam Profile Monitor for Injection Beam in J-PARC MR
 
○酒井 浩志(関東情報サービス株式会社),濱田 英太郎,佐藤 洋一,橋本 義徳(高エネルギー加速器研究機構)
○Hiroshi Sakai (Kanto Information Service Co., Ltd (KIS)), Eitaro Hamada (KEK), Yoichi Sato, Yoshinori Hashimoto (KEK/J-PARC)
 
J-PARC MRの入射ビームのビームプロファイル診断ツールには次がある。 入射ビームライン(3-50BT)に10台のマルチリボンビームプロファイルモニター(MRPM)とOTRと蛍光を用いたビームハローモニター(OTR/FL)、そしてリングの入射地点に入射直後の100ターンの測定のための入射マルチリボンプロファイルモニター(INJ-MRPM)、また周回するビームハローカットの情報を取得するためにMRコリメータ群に設置されたシンチレータ(SCNT)である。これらの診断ツールのために測定と解析のアプリケーションの開発を継続して行ってきた。近年では、FPGAを搭載したADCボードや、PCオシロスコープを用いてデータ収集の高速化を図っている。またユーザーフレンドリーな環境の構築も行っている。本報告ではこれらの近況を報告する。