THP003  ポスター②  8月1日 1F大会議室 13:00-15:00
縦方向計算コードBLonDのGPUバックエンドのベンチマーク
Benchmarking GPU backend of longitudinal simulation code BLonD
 
○足立 恭介,田村 文彦,野村 昌弘,島田 太平,宮越 亮輔,沖田 英史,吉井 正人,大森 千広,清矢 紀世美,原 圭吾,長谷川 豪志,杉山 泰之(J-PARC センター)
○Kyosuke Adachi, Fumihiko Tamura, Masahiro Nomura, Taihei Shimada, Ryosuke Miyakoshi, Hidefumi Okita, Masahito Yoshii, Chihiro Ohmori, Kiyomi Seiya, Keigo Hara, Katsushi Hasegawa, Yasuyuki Sugiyama (J-PARC Center)
 
CERN により開発が続けられている縦方向シミュレーションコード BLonD は正確な計算能力と優れた拡張性を有しており、近年 J-PARC 3GeV シンクロトロン (RCS) の縦方向シミュレーションに用いられている。これまでに RCS でのビームの挙動をよく再現するモデルを構築することができたが、特に空間電荷効果を含めたシミュレーションでは計算時間が長くかかることが課題となっていた。最新の BLonD では GPU バックエンドによるシミュレーションの高速化が可能となった。この発表では、RCS の縦方向シミュレーションを主な題材として、BLonD GPU バックエンドの評価を行う。