FRP087  ポスター③  8月2日 3Fホワイエ 10:00-12:00
SuperKEKBにおけるベータトロンチューンの振幅依存性
Amplitude Detuning in SuperKEKB
 
○杉本 寛,大西 幸喜,森田 昭夫,小磯 晴代(高エネ研)
○Hiroshi Sugimoto, Yukiyoshi Ohnishi, Akio Morita, Haruyo Koiso (KEK)
 
SuperKEKBのは電子-陽電子の円形衝突型加速器であり、その大きな特徴としてビームを衝突点で非常に強くを絞り込むという点が挙げられる。衝突点のベータ関数を小さくするとそれに反比例して衝突点近傍でのベータ関数が大きくなる。そのため、最終収束電磁石のフリンジ磁場、対向ビームラインからの漏れ磁場などの非線形磁場がビームの運動に強く影響を与え、力学口径を縮小させる。本報告では、非線形効果の一つであるベータトロンチューンの振幅依存性に関して行なった数値シミュレーションとビーム測定の結果について報告する。