FRP084 ポスター③ 8月2日 3F交流室A 10:00-12:00 |
J-PARC MR周回リングのビーム運転中の残留気体分子測定 I |
Measurement of residual gas molecule during beam operation in J-PARC MR ring I |
○魚田 雅彦(KEK/J-PARC) |
○Masahiko Uota (KEK/J-PARC Center) |
大強度陽子加速器施設J-PARCのMRシンクロトロンの周回リング内の真空の残留気体分子分布測定は、大強度ビーム運転中は機器故障の恐れからこれまで満足に行われて来なかった。2023年10月に、リングに対しほぼ直結する位置で市販の一般的な四重極子質量分析計(QMS)を接続し、数週間に1回の頻度で間欠的に数分から1時間程度の測定を続けたところ、当初の予想に反して放射線で故障することなく半年以上測定を行うことに成功し現在も稼働しているので、その状況と測定で得られた気体分子分布についての知見に関して途中経過の形ではあるが報告する。 |