FRP070 ポスター③ 8月2日 3F研修室A 10:00-12:00 |
KEK電子陽電子入射器における 改良型PINフォトダイオード放射線カウンターを用いた測定システムの構築 |
Construction of the measurement system usnig an improved PIN photodiode radiation counter at the KEK electron/positron injector linac |
○佐武 いつか,岩瀬 広,諏訪田 剛(KEK),草野 史郎(三菱電機システムサービス株式会社),浅野 大輔,時吉 正憲(大成建設株式会社 原子力本部 原子力プロジェクト部 放射線チーム),松本 佳宣(慶應義塾大学理工学部物理情報工学科),石垣 陽(電気通信大学情報理工学研究科),佐藤 雅俊(ヤグチ電子工業株式会社) |
○Itsuka Satake, Hiroshi Iwase, Tsuyoshi Suwada (KEK), Shiro Kusano (MSC), Daisuke Asano, Masanori Tokiyoshi (TAISEI CORPORATION, Project Planning Department, Nuclear Facilities Division), Yoshinori Matsumoto (Keio University, Faculty of Science and Technology, Department of Applied Physics and Physico-Informatics), Yo Ishigaki (The University of Electro-Comminications, Research Center for Realizing Sustainable Societies), Masatoshi Sato (YAGUCHI ELECTRIC CORPORATION) |
放射線のリアルタイムモニタリングを可能とする、簡易放射線カウンター(Radiation-Watch社、商標PocketGeiger/PINフォトダイオード線量計)の開発版を用いたシステム構築と、動作試験を実施した。本システムはラズベリーパイを用いた、小型で可搬性を備えたシステムである。線源を用いた校正試験の結果から、実際の放射線量を決定づける。KEK電子陽電子入射器運転中及び運転停止時の放射線量測定試験を実施した。KEK電子陽電子入射器における、加速器運転中及び停止時の残留放射線量を測定することで、機器だけでなく放射線環境下での作業に関わる人の安全管理に役立てる。本稿では、本システムを用いた測定試験の結果について詳細を報告する。 |