FRP028  ポスター③  8月2日 2F交流ラウンジ 10:00-12:00
日本大学LEBRAにおけるテラヘルツ波光源開発
Development of Terahertz Sources at LEBRA in Nihon University
 
○境 武志(日大量科研),清 紀弘(産総研),早川 恭史,住友 洋介,早川 建,田中 俊成,野上 杏子,髙橋 由美子(日大量科研)
○Takeshi Sakai (LEBRA, Nihon University), Norihiro Sei (AIST), Yasushi Hayakawa, Yoske Sumitomo, Ken Hayakawa, Toshinari Tanaka, Kyoko Nogami, Yumiko Takahashi (LEBRA, Nihon University)
 
日本大学電子線利用研究施設LEBRAでは、高エネルギー加速器研究機構と産業技術総合研究所との共同研究により、100MeV電子線型加速器の高度化、自由電子レーザー(FEL)、パラメトリックX線放射(PXR)とテラヘルツ波(THz)光源開発を行っている。各光源は学内外の共同利用に用いられている。THz波源はFELライン、PXRラインそれぞれで開発しており、THz帯のコヒーレントエッジ放射(CER)光源開発、コヒーレント遷移放射(CTR)光源開発に加え、平面波コヒーレントチェレンコフ放射(CCR)源開発を行っている。CCR光源には人工水晶中空円錐管を用いており、各基礎測定を進めている。またCCR光源部の機構上部には、CTR光源のターゲット形状をらせん状にした簡易的なテラヘルツ帯域CTRの光渦光源開発を進めビームプロファイルやスペクトル測定など基礎測定を行っている。本発表では、これら各THz光源開発等に関して報告を行う。