FRP008 ポスター③ 8月2日 1F大会議室 10:00-12:00 |
J-PARC加速器施設における電流モニタの校正について |
Calibration of beam current monitors at J-PARC accelerator facility |
○佐藤 健一郎,外山 毅,宮尾 智章,小林 愛音(J-PARC/高エネ研),守屋 克洋,三浦 昭彦,吉本 政弘(J-PARC/日本原子力研究開発機構),畠山 衆一郎(三菱電機システムサービス株式会社) |
○Kenichirou Satou, Takeshi Toyama, Tomoaki Miyao, Aine Kobayashi (J-PARC/KEK), Katsuhiro Moriya, Akihiko Miura, Masahiro Yoshimoto (J-PARC/JAEA), Shuichiro Hatakeyama (Mitsubishi Electric System & Service Co., Ltd. ) |
大強度陽子加速器施設J-PARCの加速器は400 MeVリニアック、3GeV RCS、30 GeV MRで構成され、RCSは1 MW出力の定常運転を視野に入れ、MRでは運転周期の短縮によって建設当初の目標である750 kW出力を達成しさらに1.3 MW出力に向けた調整が進んでいる。J-PARCでは装置の放射化を抑えるためにビームロスを極めて低レベルに抑える必要があり、ビームロスモニタとビーム電流モニタの高度化が必要不可欠であり、したがって、それぞれの加速器では施設毎の測定要求精度に従って電流モニタの定期的な校正が行われてきたが、統一的な校正、運用が行われてきたわけではない。 本発表ではそれぞれのビーム電流モニタの校正手法と校正精度について報告し、J-PARC加速器施設全体としてのビーム電流測定精度について議論する。 |