FROT11  加速構造/ハドロン加速器  8月2日 テルサホール 16:10-16:30
ERITリングをもちいたミュオン触媒核融合炉
Muon catalyzed fusion with ERIT ring
 
○森 義治(京都大学)
○Yoshiharu Mori (Kyoto University)
 
ミュオン触媒核融合(MuCF)によるエネルギー生産におけるブレークイーブン実現は、永年の課題である。実現には2つの大きな問題がある。すなわち、①負ミュオン生成のエネルギー効率、②α粒子への負ミュオン付着による連鎖反応制限である。本講演では、これらを原理的に解決するERIT(Energy Recovery Internal Target)リングを用いたミュオン触媒核融合炉(MuCF reactor)の新提案について発表する。