TUP45 ポスター① 8月29日 14号館1443教室 13:30-15:30 |
J-PARC 3MeV LINAC用ビームターゲット材料の検討 |
Study of beam target materials for a 3-MeV linac at J-PARC |
○平野 耕一郎(原子力機構),福田 誠,江里 幸一郎(量研機構),徳永 和俊(九州大学) |
○Koichiro Hirano (JAEA), Makoto Fukuda, Koichiro Ezato (QST), Kazutoshi Tokunaga (Kyushu Univ.) |
ビームターゲットや核融合実験炉(ITER)のダイバータには、低放射化、高熱伝導率および高強度の特性を有する材料として、タングステンが使用されている。負水素イオンビームエネルギー3 MeVの加速器を使用し、ITERの要求仕様を満たすタングステン材料に対して、加熱(3200 ℃)及び冷却(160 ℃)の温度変化を5 Hz周期で繰り返し与える多重照射試験を実施した。その結果、温度変化を繰り返すことによる膨張収縮により発生し、進展したと思われる突起や亀裂が試験片表面に観測された。本件では、加熱および冷却の温度変化を繰り返すような多重照射によるタングステンの熱疲労による損傷ついて調べたので、報告する。 |