TUP07  ポスター①  8月29日 14号館1422教室 13:30-15:30
J-PARCリニアックRFチョッパーの過渡応答に関する検討
Studies of transient response for RF chopper in the J-PARC linac
 
○北村 遼,不破 康裕(JAEA/J-PARC),伊藤 大登(長岡技術科学大学)
○Ryo Kitamura, Yasuhiro Fuwa (JAEA/J-PARC), Hiroto Ito (Nagaoka University of Technology)
 
大強度陽子加速器施設J-PARCリニアックでは、3 GeVシンクロトロンへ適切にビームを入射できるようなビームバンチの時間構造を作るためにRFチョッパーを使用している。 チョッパーの立ち上がり・立ち下がりでは過渡応答のために不完全にチョップされたビームが発生する。ビームロスの原因となる不完全チョップビームを効果的に除去するため、Particle-In-Cellコードを用いた軌道計算による検討と、ビームロス低減に向けた対策方針について紹介する。