FRP43  ポスター④  9月1日 14号館1443教室 10:10-12:10
疑似宇宙高速電波バースト現象生成に向けたプラズマとの衝突実験の準備状況
Current status of interaction experiments with plasma for realization of astrophysical fast radio burst on ground
 
○住友 洋介,浅井 朋彦(日大理工),小口 治久(産総研),日下 和大,井浦 空太(日大理工),早川 恭史(日大LEBRA),小林 大地(日大理工),境 武志(日大LEBRA),関 太一(日大理工)
○Yoske Sumitomo, Tomohiko Asai (CST, Nihon Univ.), Haruhisa Koguchi (AIST), Kazuhiro Kusaka, Sorata Iura (CST, Nihon Univ.), Yasushi Hayakawa (LEBRA, Nihon Univ.), Daichi Kobayashi (CST, Nihon Univ.), Takeshi Sakai (LEBRA, Nihon Univ.), Taichi Seki (CST, Nihon Univ.)
 
宇宙観測において注目を集めている「高速電波バースト現象」は未だその放出メカニズムに対する理解がまとまっていないのが現状である。この未解明の現象に対して、プラズマと電子ビームの集団相互作用による非線形効果を活用することで、顕著な特徴である超高輝度や短時間での放出であることを説明可能であると考えており、日本大学理工学部にある加速器で再現実験のための準備を行っている最中である。 本発表においては、実験の全貌について紹介するとともに、プラズマ装置との真空を切り分けた上での接続に用いる予定であるチタン膜やプラズマ生成に用いる水素ガスにおける電子ビームによる放射化の影響についてシミュレーションした結果について報告し、必要となるプラズマ装置とその準備状況について紹介する。