FRP18  ポスター④  9月1日 14号館1431教室 10:10-12:10
SoC FPGAを用いた電磁石電源制御システムの開発
Development of a magnet power supply controller based on SoC FPGA
 
○渡辺 泰広,柳橋 孝則(原子力機構),小松崎 誠,宮崎 大輔(アイムス)
○Yasuhiro Watanabe, Takanori Yanagibashi (JAEA), Makoto Komatsuzaki, Daisuke Miyazaki (Aimusu)
 
加速器で使用される大容量電磁石電源は,電流検出器や電圧検出器,IO等を制御するため,多数のプリント基板やPLC モジュールを用いている。 本発表で開発した電源制御システムは, 電磁石電源の制御に関わるすべての演算機能を,FPGAとCPUという2つの機能を1つのチップに収納している SoC FPGA に集約することにより,電源制御システムの大幅な小型化, 簡素化を実現した。 また,全体の制御を担う主基板と,個別の機能を実現する拡張基板を分離し,拡張基板とFPGA のファームウエアを交換すること により,各種電源に対応できる構成としている。