WEP047  高周波源・LLRF  8月11日 会議室P 13:10 - 15:10
J-PARCクライストロン用高圧電源のコンデンサバンク監視装置の概要
Overview of capacitor bank monitoring system for high voltage supply for J-PARC klystron
 
○溝端 仁志,Cicek Ersin,方 志高,福井 佑治,二ツ川 健太(高エネ研),小野 礼人,篠崎 信一,高柳 智弘,不破 康裕(原子力機構),岩間 悠平,佐藤 福克(株式会社NAT)
○Satoshi Mizobata, Ersin Cicek, Zhigao Fang, Yuji Fukui, Kenta Futatsukawa (KEK), Ayato Ono, Shinichi Shinozaki, Tomohiro Takayanagi, Yasuhiro Fuwa (JAEA), Yuhei Iwama, Yoshikatsu Sato (NAT)
 
J-PARCリニアックではクライストロン45台を用いて加速器の運転が行われている。クライストロンの駆動には12台の高圧電源を用いている。高圧電源の構成機器にコンデンサバンクがある。設計寿命を超えるコンデンサがあり、コンデンサバンクの交換作業を進めている。交換が間に合わず、設計寿命を超えるコンデンサを使用している箇所もある。コンデンサの故障により、長期間の加速器運転停止を引き起こす可能性がある。運転停止を最小限にするためにコンデンサ故障の予兆を早期に感知する必要がある。本件では、現在設置しているコンデンサバンクの監視装置の概要について発表する予定である。