WEP016 電磁石と電源 8月11日 会議室P 13:10 - 15:10 |
PF入射部更新用新セプタム電磁石の特性評価 |
Characteristic evaluation of the new septum magnet for PF injection section upgrade |
○上田 明,原田 健太郎,東 直,本田 融,小林 幸則,満田 史織,宮内 洋司,中村 典雄,長橋 進也,野上 隆史,帯名 崇,多田野 幹人,高井 良太,高木 宏之,谷本 育律,内山 隆司(KEK) |
○Akira Ueda, Kentaro Harada, Nao Higashi, Tohru Honda, Yukinori Kobayashi, Chikaori Mitsuda, Hiroshi Miyauchi, Norio Nakamura, Shinya Nagahashi, Takashi Nogami, Takashi Obina, Mikito Tadano, Ryota Takai, Hiroyuki Takaki, Yasunori Tanimoto, Takashi Uchiyama (KEK) |
2020年の夏季停止期間に行われたPFリング入射部更新[1]に伴い、新規にセプタム2電磁石を製作した。従来のセプタム2電磁石は、真空槽内に設置されていたが、今回製作したセプタムは、PF-ARのセプタム2電磁石[2]と同様に薄肉ダクトをGap内に挟んだアウトバキューム型に変更した。電源部は従来の物を使用するため、薄肉ダクトの渦電流効果による減磁分をGapの高さを変更することにより補っている。また、セプタム板を延長することにより蓄積リング側に漏れる磁場を押さえている。 本発表では、このセプタム2電磁石の概要を述べるとともに、磁場測定の結果及び薄肉ダクトによるロスの電源への影響などのセプタム2電磁石の特性評価の結果を示す。 [1] C. Mitsuda, et al., “INJECTION SECTION UPGRADING WITH THE SEPTUM-MAGNET REPLACEMENT IN KEK-PF RING”, Proceedings of IPAC2021, Campinas, Brazil [2] A. Ueda et al., “CONSTRUCTION OF THE NEW SEPTUM MAGNET SYSTEMS FOR PF-ADVANCED RING “, Proceedings of IPAC2017, Copenhagen, Denmark, p3398 |