TUP050 光源加速器/レーザー 8月10日 会議室P 12:50 - 14:50 |
日本大学電子線利用研究施設PXRラインにおけるテラヘルツ光源の研究開発 |
Research and Development of Terahertz Sources at LEBRA-PXR Beam Line in Nihon University |
○境 武志(日大量科研),清 紀弘(産総研),早川 恭史,住友 洋介,早川 建,田中 俊成,野上 杏子,髙橋 由美子(日大量科研),斉藤 広斗,廣原 匠(日大院理工) |
○Takeshi Sakai (LEBRA, Nihon University), Norihiro Sei (AIST), Yasushi Hayakawa, Yoske Sumitomo, Ken Hayakawa, Toshinari Tanaka, Kyoko Nogami, Yumiko Takahashi, Hiroto Saito, Takumi Hirohara (LEBRA, Nihon University) |
日本大学電子線利用研究施設LEBRAでは、高エネルギー加速器研究機構と加速器の高度化をすすめ、FELとパラメトリックX線放射(PXR)の光源開発を進めてきた。また産業技術総合研究所との共同研究によりテラヘルツ波(THz)光源開発を精力的に進めており、学内外への共同利用も合わせて行っている。PXRラインではこれまでに、コヒーレントエッジ放射(CER)、コヒーレント遷移放射(CTR)光源開発を行ってきた。2019年度から、放射源には形状を工夫した誘電体中空円錐管を用い、平面波コヒーレントチェレンコフ放射(CCR)源の製作に取り組んでいる。また2021年度からは新たにCTR光源部分を改良して、らせん状の金属ターゲットを用いた簡易的なテラヘルツ帯域CTRの光渦光源開発を進めている。本発表では、PXRラインでのTHz-CCR、THz-CTR光渦光源開発状況に関して報告する。 |