TUP001 加速器応用・産業利用/粒子源 8月10日 会議室P 12:50 - 14:50 |
加速器とプラズマを用いた宇宙高速電波バースト現象への実験室的挑戦 |
Toward Understanding of Astrophysical Fast Radio Bursts from An Accelerator and Plasma Experiment |
○住友 洋介,浅井 朋彦(日大理工),木坂 将太(広島大),境 武志,早川 恭史,熊谷 紫麻見,小林 大地,関 太一(日大理工),稲垣 滋(九州大),川中 宣太(京都大),小口 治久,清 紀弘(産総研) |
○Yoske Sumitomo, Tomohiko Asai (CST, Nihon U.), Shota Kisaka (Hiroshima U.), Takeshi Sakai, Yasushi Hayakawa, Shiomi Kumagai, Daichi Kobayashi, Taichi Seki (CST, Nihon U.), Shigeru Inagaki (Kyushu U.), Norita Kawanaka (Kyoto U.), Haruhisa Koguchi, Norihiro Sei (AIST) |
近年、宇宙観測において「高速電波バースト現象」の事例の報告が行われており注目を集めている。これは、観測史上最高輝度の電波放出現象の一つと考えられているが、発生頻度は高くなく、また、突発的でミリ秒程度と短時間の放出現象であるため観測情報が不足しており、その発生メカニズムを含む多くのことが未解明である。この未解明の現象に対して、繰り返し再現可能な実験室宇宙物理学として挑戦を行うため、日本大学の加速器とプラズマ技術を活用した研究プロジェクトを始動させた。この発表においては、「高速電波バースト現象」についての簡単な概要と、現在準備を行っている、20μsでの高周波加速が可能な日大電子線形加速器と無衝突プラズマを用いた相互作用実験計画についての説明を行う。 |