THP035 加速構造 8月12日 会議室P 13:10 - 15:10 |
KEKのニオブ空洞横型電解研磨装置向け空洞水冷機構の作製 |
Manufacture of niobium cavity water cooling systems for the horizontal electropolishing machine in KEK |
○仁井 啓介,井田 義明,上田 英貴,早狩 大樹,遠瀬 惇(マルイ鍍金工業),三澤 宏太,水戸谷 剛,村松 吉直,佐々木 明日香(東日本機電開発),姉帯 康則,佐藤 拓也,高橋 福巳(WING),梅森 健成,後藤 剛喜,宍戸 寿郎,早野 仁司(KEK) |
○Keisuke Nii (Marui Galvanizing), Yoshiaki Ida, Hideki Ueda, Daiki Hayakari, Atsushi Toose (Marui Galvanizing ), Kouta Misawa, Goh Mitoya, Yoshinao Muramatsu, Asuka Sasaki (Higashi Nihon Kidenkaihatsu ), Yasunori Anetai, Takuya Sato, Fukumi Takahashi (WING ), Kensei Umemori, Takeyoshi Goto, Toshio Shishido, Hitoshi Hayano (KEK) |
ニオブ空洞の電解研磨においては、空洞表面温度や電解液温度を10℃程度の低温にして実施することにより電解研磨面の仕上がりが大きく改善されるとの報告がなされている。低温で空洞を電解研磨するためには空洞外面に直接冷水をかけて冷却するのが効果的である。これまでKEK-STF棟の横型電解研磨(HEP)装置では空冷による空洞冷却でこの方式を試験していたが、低い温度に維持する能力に限界があった。そこで冷却能力を上げ空洞表面を低温度に維持する能力を改善するために、岩手コラボ(マルイ鍍金工業(株)、東日本機電開発(株)、(株)WINGの三社)とKEKが共同でHEP装置用空洞水冷機構の設計、組立、設置を行った。この水冷機構の仕様、動作確認の結果等について報告する。 |