THP010  加速器土木・放射線防護/真空  8月12日 会議室P 13:10 - 15:10
IFMIF/EVEDA原型加速器超伝導加速器据付位置でのパーティクル測定
Particle measurement in SRF position on the IFMIF Prototype Accelerator
 
○蛯沢 貴,柳町 太亮,熊谷 公紀,近藤 恵太郎,春日井 敦,長谷川 和男(量研 六ヶ所核融合研究所),加古 永治,阪井 寛志,梅森 健成(KEK),スカンタビューロ フランチェスコ,フィリップス ガイ,ジッコ エルベ,カラ フィリップ(F4E)
○Takashi Ebisawa (QST Rokkasho ), Taisuke Yanagimachi, Koki Kumagai, Keitaro Kondo, Atsushi Kasugai, Kazuo Hasegawa (QST Rokkasho), Eiji Kako, Hiroshi Sakai, Kensei Umemori (KEK), Francesco Scantamburlo, Guy Phillips, Herve Dzitko, Philippe Cara (F4E)
 
現在、核融合エネルギー分野における日本と欧州による共同事業の一つである、国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学実証・工学設計活動(EVEDA)の一環として、原型加速器(LIPAc)の建設が量研六ヶ所核融合研究所で進行中である。高周波四重極加速器(RFQ: Radio Frequency Quadrupole accelerator)の長パルスビーム試験のため、超伝導高周波加速器(SRF: Superconducting Radio Frequency accelerator)を将来設置する箇所に新たなビーム輸送系(MEL: MEBT Extension Line)をクリーンな環境下で構築し、準備を進めている。SRFを使用する施設では、ゲートバルブの開閉操作で発生・混入する微粒子によって生じるフィールドエミッション(FE)による性能劣化が問題視されている。LIPAcでは微粒子のサイズ・個数とSRFの性能劣化との関係を定量的に評価するのため、真空下で微粒子の動きを可視化できるパーティクルモニタをMELに導入し、ゲートバルブの開閉操作で発生する微粒子の測定を行った。本発表では微粒子測定の方法と結果について報告する。