MOPOA02  合同セッション  8月9日 会議室A 9:40 - 10:10
ハイパーカミオカンデとJ-PARCビーム高性能化
Hyper-Kamiokande and upgrade of the J-PARC beam
 
○坂下 健(高エネルギー加速器研究機構)
○Ken Sakashita (High Energy Accelerator Research Organization (KEK))
 
ハイパーカミオカンデ実験では、J-PARC加速器ニュートリノを用いたニュートリノCP対称性の破れの研究や陽子崩壊の探索など、様々な物理の研究が行われる。これらの研究にむけて、現在ハイパーカミオカンデ検出器本体の建設とJ-PARC加速器およびニュートリノビームラインの高度化が進められている。J-PARCの高度化では、ビームパワーを現行の500kWから1.3MWへの増強を行う。本講演では、ハイパーカミオカンデ実験でのJ-PARC加速器高度化の重要性に加え、1.3MWにむけたビームスタディの状況や新しい機器や設備の準備状況などについて議論する。