MOOA01  加速器応用・産業利用  8月9日 会議室A 15:50 - 16:10
高専における加速器製作活動~AxeLatoon~
AxeLatoon~activities for making accelerators in KOSEN
 
大谷 将士(KEK),阿部 優樹(総研大),岩下 芳久(京大),岡田 貴文(KEK),奥村 紀浩(長野高専),小野寺 礼尚(茨城高専),加藤 清考(小山高専),北口 雅暁(名大),高橋 将太(KEK),高梨 宇宙,竹谷 篤(理研),高橋 光太郎(総研大),内藤 富士雄(KEK),服部 綾佳(茨城高専),○広田 克也,古坂 道弘(KEK),三宅 晶子(茨城高専),山口 孝明(総研大),渡邊 康(理研)
Masashi Otani (KEK), Yuki Abe (SOKENDAI), Yoshihisa Iwashita (Kyoto Univ.), Takafumi Okada (KEK), Norihiro Okumura (Nagano Kosen), Reisho Onodera (Ibaraki Kosen), Seikou Kato (Oyama Kosen), Masaaki Kitaguchi (Nagoya Univ.), Shota Takahashi (KEK), Takaoki Takanashi, Atsushi Taketani (RIKEN), Kotaro Takahashi (SOKENDAI), Fujio Naito (KEK), Ayaka Hattori (Ibaraki Kosen), ○Katsuya Hirota, Michihiro Michihiro (KEK), Shoko Miyake (Ibaraki Kosen), Takaaki Yamaguchi (SOKENDAI), Yasushi Watanabe (RIKEN)
 
近年、加速器技術の産業・医療応用など様々な展開が加速している。持続的な本分野の発展には、次世代を担う技術者・研究者の育成・獲得が不可欠である。そこで我々は、5年間あるいは7年間の一貫した専門教育を行う国際的にみてもユニークな高等教育機関である高専において、実際に加速器製作を行いワークショップを展開する活動「AxeLatoon」を開始した。近隣分野では宇宙線観測実習などが行われている一方で、加速器分野においては大型加速器実験のデータを使った解析演習などがメインであり、実際に加速器に触れたり作ったりする機会は皆無である。本活動では総じて高い技術力を持つ高専生が主体となって加速器製作を行うことで、世界的にもユニークな実際に加速器に触って遊べるアウトリーチ活動を実現する。2020年度から活動を開始し、茨城高専でワークショップの開催と小型サイクロトロン加速器を製作、2021年度は小山高専や長野高専でワークショップを開催し、他高専へ活動を展開する計画である。本ポスターではこれまでの活動と今後の展望について発表する。