WEPP40  ポスターセッション①  9月2日 ポスター会場 12:40-14:40
J-PARCリニアックRFダウン事象の解析
Analysis of the J-PARC linear accelerator RF down phenomena
 
○佐藤 福克,岩間 悠平(日本アドバンストテクノロジー株式会社),篠崎 信一,平根 達也,不破 康裕(日本原子力研究開発機構),Cicek Ersin,方 志高,福井 佑治,二ツ川 健太,溝端 仁志(高エネルギー加速器研究機構)
○Yoshikatsu Sato, Yuhei Iwama (NAT), Shinichi Shinozaki, Tatsuya Hirane, Yasuhiro Fuwa (JAEA), Ersin Cicek, Zhigao Fang, Yuji Fukui, Kenta Futatsukawa, Satoshi Mizobata (KEK)
 
J-PARCリニアックでは、45台のクライストロン(324 MHzと972 MHz)を用いて加速器の運転が行われている。加速器の運転が停止する要因は様々あるが、リニアック高周波の回数が最も多い。このため、高周波ダウンの原因を解析することが重要であり、解析した原因を対策することでJ-PARC の安定した運転に繋がることが期待される。そこで主要箇所に設置してある方向性結合器からの入射波、反射波、加速空洞のピックアップの検波波形をオシロスコープに取り込み、高周波のダウンをトリガーにした自動画像データの取得システムを構築し、高周波ダウン時の波形データの取得をした。本件では、高周波ダウンの解析と今後の対策に関して発表する予定である。