WEPP01 ポスターセッション① 9月2日 ポスター会場 12:40-14:40 |
自動サイクロトロン共鳴加速による超低速ミューオン加速の検討 |
Study of Muon Acceleration by Auto-resonance Cyclotron |
○大谷 将士(KEK),近藤 恭弘(JAEA/J-PARC) |
○Masashi Otani (KEK), Yasuhiro Kondo (JAEA/J-PARC) |
自動サイクロトロン加速は、一様磁場中で螺旋運動する荷電粒子に同期した円偏向電場で粒子を加速する手法である。これまでに電子加速で実績があり、近年では陽子加速に関しても開発が進められており、高い加速効率を得ることができる。近年、電子と陽子の中間質量をもつミューオンの冷却手法について、負ミューオニウム生成やミューオニウムレーザーイオン化など様々な手法が発展しており、ミューオンの線形加速やサイクロトロン加速なども実証・開発が進んでいる。本研究では、ミューオンを冷却したのちに、自動サイクロトロン加速を行った場合について、加速効率などをシミュレーションで評価する。 |