THPP65 ポスターセッション② 9月3日 ポスター会場 13:10-15:10 |
cERL-FELの建設 |
Construction of cERL-FEL |
○東 直,内山 隆司,江口 柊,帯名 崇,加藤 龍好,阪井 寛志,下ヶ橋 秀典,塩屋 達郎,島田 美帆,高井 良太,高木 宏之,多田野 幹人,谷本 育律,土屋 公央,長橋 進也,中村 典雄,濁川 和幸,野上 隆史,原田 健太郎,本田 洋介,満田 史織(KEK),川瀬 啓悟(QST),魯 垚(総研大) |
○Nao Higashi, Takashi Uchiyama, Shu Eguchi, Takashi Obina, Ryukou Kato, Hiroshi Sakai, Hidenori Sagehashi, Tatsuro Shioya, Miho Shimada, Ryota Takai, Hiroyuki Takaki, Mikito Tadano, Yasunori Tanimoto, Kimichika Tsuchiya, Shinya Nagahashi, Norio Nakamura, Kazuyuki Nigorikawa, Takashi Nogami, Kentaro Harada, Yosuke Honda, Chikaori Mitsuda (KEK), Keigo Kawase (QST), Yao Lu (SOKENDAI) |
KEKのエネルギー回収型ライナックの原理実証機, cERLにおいてFELの建設が2019年10月から開始された. このcERL-FEL計画は波長10 – 20 μmの中赤外領域における発振を目的とし, ビーム・エネルギー17.5 MeVに対して, 周期長24 mm, 長さ3 mのアンジュレータを2台並べて配置する. バンチ電荷が60 pCの時、波長20 µmにおいて約1 µJのパルスエネルギーの光が発生, 繰り返しが81.25 MHzの電子銃レーザーを用いたCW運転時には, 平均レーザー出力として最大100 W程度が期待される. アンジュレータ1号機の設置を伴う第1次建設が2020年3月に終了し, 4月から5月までの2ヶ月間でアンジュレータ2号機の設置を行う第2次建設が実施された. 本発表では, これまでのcERLの構成を踏まえ, 新たに建設されたcERL-FELについて説明を行う. |