THPP37  ポスターセッション②  9月3日 ポスター会場 13:10-15:10
RF-MPSoCの加速器制御への適用検討
Application study of RF-MPSoC to accelerator control
 
○漁師 雅次,岩城 孝志,林 和孝,張替 豊旗(三菱電機特機システム)
○Masatsugu Ryoshi, Takashi Iwaki, Kazutaka Hayashi, Toyoki Harigae (Mitsubishi Electric TOKKI Systems)
 
LLRFやBPMでは、ピックアップ電極から出力される高周波信号を周波数変換や検波した信号をA/D(Analog/Digital)変換してデジタル制御・モニタに利用している。これらには非線形特性の回路を使うため特性のばらつきの補正が難しい。そこで、最新のFPGA(Field Programmable Gate Array)であるRF-MPSoC (Radio Frequency - Multi Processor System on Chip)を使い、RF信号を直接A/D変換したり、D/A(Digital/Analog)変換から直接RF信号にしたりして、非線形回路を極力なくす構成の評価をした。また、FPGAにより高速なデジタル信号処理ができ、内蔵されているAPU(Application Processor Unit)・RPU(Real-time Processor Unit)による柔軟なソフトウェア処理が1chipでできるため、DSPモジュールやCPUモジュールが不要にでき、非常に小型にできる可能性があるかを検討した。