WEPI038 粒子源 7月31日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30 |
J-PARC負水素イオン源の運転状況 |
Operation Status of the J-PARC H- Ion Source |
○大越 清紀,神藤 勝啓,南茂 今朝雄,柴田 崇統,池上 清,高木 昭,上野 昭,小栗 英知(J-PARCセンター) |
○Kiyonori Ohkoshi, Katsuhiro Shinto, Kesao Nanmo, Takanori Shibata, Kiyoshi Ikegami, Akira Takagi, Akira Ueno, Hidetomo Oguri (J-PARC center) |
大強度陽子加速施設(J-PARC)リニアックのセシウム添加高周波駆動型(RF)負水素イオン源は、2014年9月から運転を開始し、ビーム電流と連続運転時間を徐々に更新している。昨年のRUN#79(2018年4月~7月)では47mAのビーム条件下で2,201h、更にRUN#80(同年10月-12月)ではビーム電流を60mAに増やし1,791hの連続運転を達成している。一方、RUN#81(2019年1月~3月)とRUN#82(2019年4月~)でそれぞれ一度、RFアンテナが破損し臨時にイオン源を交換するトラブルが発生した。実機のイオン源運転と並行して自主開発アンテナの耐久試験をテストスタンドで行っており、2019年4月現在で1,632時間の運転に成功している。本発表では、RF負水素イオン源の最近一年間の運転実績及びトラブル報告の他、自主開発アンテナの耐久試験状況等について報告する。 |