WEPI007  加速構造  7月31日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30
メタルシールを用いた重イオン線形加速器の開発
Development of a heavy ion linear accelerator using metal seals
 
○森上 ゆりあ,村田 亜希(東工大院),林崎 規託(東工大研究院),山口 晶子,竹内 猛,岡屋 慶子,中山 光一(東芝エネルギーシステムズ)
○Yuria Morikami, Aki Murata (Tokyo Tech), Noriyosu Hayashizaki (IIR, Tokyo Tech), Akiko Yamaguchi, Takeshi Takeuchi, Keiko Okaya, Koichi Nakayama (Toshiba Energy System & Solutions Corporation)
 
東工大と東芝エネルギーシステムズは重粒子線形加速器に関する共同研究を進めてきており、これまでに無酸素銅の削り出し三体加工のRFQ線形加速器を製作し、実際に重粒子ビームの加速に成功している。しかしながら、真空シールにOリングを使用しているため加速空洞内の真空圧力の改良が課題となっていた。そこで今回、メタルシールを用いたRFQ線形加速器の開発に取り組み、テスト空洞を試作して性能試験を行っている。その結果について報告する。