WEPI003  加速構造  7月31日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30
理化学研究所向け超伝導重イオン線形加速器クライオモジュールの製作
Production of SRF cryomodules for SRILAC at RIKEN RIBF
 
○原 博史,宮本 明啓,仙入 克也,柳澤 剛(三菱重工機械システム株式会社)
○Hiroshi Hara, Akihiro Miyamoto, Katsuya Sennyu, Takeshi Yanagisawa (MHI-MS)
 
理化学研究所 仁科加速器研究センターのRIビームファクトリー(RIBF)では,113番元素の発見に続き,さらに重い元素の発見を目指して,理研線形加速器(RILAC)のアップグレード計画が進行しており,常伝導の線形加速器の後段の一部を超伝導化することにより総加速電圧の増強が図られる。三菱重工機械システム株式会社は,本プロジェクト向けに超伝導クライオモジュール3台の納入を2019年3月に完了した。超伝導クライオモジュール構成部品の概略とニオブ製QWR型超伝導空洞の製造技術詳細について報告する。