WEPH009  高周波源  7月31日 百周年時計台記念館 国際交流ホール 13:30-15:30
クライストロン電源の火災対策の検討
Consideration of fire measure of klystron power supplies
 
○川村 真人,中島 啓光,夏井 拓也,松本 修二,本間 博幸,明本 光生(高エネ研),今井 康雄,東福 知之,馬場 昌夫,諸富 哲夫(三菱電機システムサービス(株))
○Masato Kawamura, Hiromitsu Nakajima, Takuya Natsui, Shuji Matsumoto, Hiroyuki Honma, Mitsuo Akemoto (KEK), Yasuo Imai, Tomoyuki Toufuku, Masao Baba, Tetsuo Morotomi (Mitsubishi Electric System & Service Co.,Ltd)
 
4月3日夜、KEK電子陽電子入射器棟・加速管組立室において火災が発生した。火元はクライストロン用パルス電源のPFNコンデンサであった。火災後の処理の結果、入射器用の再立上げは19日後の4月22日から始まり、SuperKEKBへの入射再開は22日後の4月25日であった。KEK電子陽電子入射器はテストステーションを含めると約60台のクライストロン電源を終夜連続運転しており、今回の経験を生かした検討が求められている。本報告では、主にKEK電子陽電子入射器用クライストロン電源について、再立上げまでの対応、今夏までの運転対応、今後についての検討の現状について報告する。