WEPH001  加速器制御  7月31日 百周年時計台記念館 国際交流ホール 13:30-15:30
Zynq評価ボードを用いたEventReceiverの開発
Development of event receiver on Zynq evaluation board
 
○杉村 仁志(KEK加速器)
○Hitoshi Sugimura (KEK Acc)
 
SuperKEKB加速器ではタイミング制御システムとしてMRF社が開発したEventTimingSystemを用いている。本研究ではタイミング発生モジュール(EventGenerator)から送信されるEvent情報をZynq評価ボード(PicoZed)を利用して受信することに試みた。EventGeneratorから送信されるシリアルデータはGTXトランシーバにより受信される。GTXが搭載されたFPGAはVirtexシリーズやKintex7などがある。同様にしてZynq7000においても7030や7040系のFPGAはPL部がKintex7と同等のためGTXが搭載されている。さらにZynqを利用することでARMCore上でLinuxを走らせることが可能なため、EPICS IOCを立てることでボード内のみで制御系を完成させることができる。これらの研究はBPMやRFシステムなどとの融合も視野にいれて行った。