THPI032 ビーム診断・ビーム制御 8月1日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30 |
レーザー変調を用いた超短パルス電子ビーム発生の研究 |
Study on generation of ultrashort electron bunches using laser modulator |
○菅 晃一,楊 金峰(阪大産研),神戸 正雄(阪大産研、阪市大院工),吉田 陽一(阪大産研) |
○Koichi Kan, Jinfeng Yang (ISIR, Osaka Univ.), Masao Gohdo (ISIR, Osaka Univ., Graduate School of Engineering, Osaka City University), Yoichi Yoshida (ISIR, Osaka Univ.) |
阪大産研では、レーザーフォトカソード RF 電子銃ライナックを導入し、高時間分解能パルスラジオリシスの開発を行っている。パルスラジオリシスの時間分解能を向上するためには超短パルス電子ビームの発生が不可欠である。 本発表では、レーザー変調を用いた超短パルス電子ビーム発生の可能性について報告する。レーザー変調とは、アンジュレータの周期磁場に、共鳴波長に相当するレーザーと電子ビームを同軸で入射し、電子ビームをエネルギー変調する手法である。エネルギー変調を適宜調整することにより、下流の自由空間の輸送により、軸方向の密度変調に変換する。発表では、レーザー変調の計算結果と製作中のアンジュレータの進捗について報告する。 |