THPI012 光源加速器 8月1日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30 |
テラヘルツコヒーレントアンジュレータ放射の偏光制御 |
Polarization control of coherent THz undulator radiation |
○柏木 茂,齊藤 寛峻(東北大電子光セ),全 炳俊(京都大エネ研),入澤 明典(阪大産研),日出 富士雄,武藤 俊哉,森田 希望,山田 悠樹,南部 健一,鹿又 健,高橋 健,長澤 育郎,柴田 晃太朗,三浦 禎雄,濱 広幸(東北大電子光セ) |
○Shigeru Kashiwagi, Hirotoshi Saito (ELPH, Tohoku Univ.), Heishun Zen (IMRAM, Kyoto Univ.), Akinori Irizawa (ISIR, Osaka Univ.), Fujio Hinode, Toshiya Muto, Nozomu Morita, Hiroki Yamada, Ken-ichi Nanbu, Ken Kanomata, Ken Takahashi, Ikuro Nagasawa, Koutaro Shibata, Sadao Miura, Hiroyuki Hama (ELPH, Tohoku Univ.) |
THz帯では広帯域にわたり使用可能な波長板が存在しないため、波長板を使った偏光操作は限られた波長域でしか実現されていない。本研究では、加速器駆動のテラヘルツ光源の一つであるコヒーレントアンジュレータ放射(CUR)の可干渉性を利用して、その偏光状態をマーチンパプレット型(電場振動面分割型)干渉計を光移相器として用いることによって操作する。1台のアンジュレータからの直線偏光の放射から、左右円偏光や楕円、直線偏光の光を作り出す。本学会において、本偏光制御の方法や実際にコヒーレントアンジュレータ放射を用いた偏光制御に関する試験実験の結果などについて報告する。 |