THPH032 電磁石と電源 8月1日 百周年時計台記念館 国際交流ホール 13:30-15:30 |
加速器用高温超伝導マグネットの開発 -SuperKEKB衝突点領域用六極マグネットの設計と試作- |
Development of High Temperature Superconducting Accelerator Magnet - Design and Trial Production of Sextupole Magnet for SuperKEKB Interaction Region - |
○王 旭東,土屋 清澄,寺島 昭男,有本 靖,植木 竜一,川井 正徳,宗 占国,大内 徳人,増澤 美佳,多和田 正文(高エネルギー加速器研究機構),菊池 章弘(国立研究開発法人物質・材料研究機構),藤田 真司(株式会社フジクラ) |
○Xudong Wang, Kiyosumi Tsuchiya, Akio Terashima, Yasushi Arimoto, Ryuichi Ueki, Masanori Kawai, Zhanguo Zong, Norihito Ohuchi, Mika Masuzawa, Masafumi Tawada (High Energy Accelerator Research Organization), Akihiro Kikuchi (National Institute for Materials Science), Shinji Fujita (Fujikura Ltd.) |
近年、加速器用高温超伝導マグネットの開発が世界各国の研究機関で盛んに進められている。特にCERNを中心としたLHCの次期計画においては、20 T高温超伝導マグネットを候補とする100 TeV 級の超大型加速器(FCC)の検討が始まっている。そこで、我々は将来の高磁場高温超伝導マグネットの実現に向けた基礎開発として、高温超伝導線材であるREBCO線材の4.2 K高磁場下における超伝導特性の測定や、REBCO線材を用いたコイルの試作と超伝導特性の評価を行ってきた。今回は、SuperKEKB衝突点領域用六極マグネットをターゲットとして、REBCO線材を用いた実機サイズマグネットの設計と試作を行ったので、その概略について報告する。 |