FSPI016 施設現状報告ポスター2 7月31日・8月1日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30 |
東北大学電子光理学研究センター加速器群の現状 |
Current status of accelerator complex in research center for electron photon science at Tohoku University |
○日出 富士雄,柏木 茂,鹿又 健,柴崎 義信,柴田 晃太朗,髙橋 健,長澤 育郎,南部 健一,三浦 禎雄,武藤 俊哉,濱 広幸(東北大電子光) |
○Fujio Hinode, Shigeru Kashiwagi, Ken Kanomata, Yoshinobu Shibasaki, Kotaro Shibata, Ken Takahashi, Ikuro Nagasawa, Kenichi Nanbu, Sadao Miura, Toshiya Muto, Hiroyuki Hama (ELPH, Tohoku Univ.) |
東北大学電子光理学研究センター(ELPH)では,共同利用・共同研究拠点として,1.3 GeV Booster Storageリング(BST)において制動放射により生成した高エネルギーガンマ線を用いたクォーク・ハドロン核物理の研究をはじめ,60 MeV大強度電子線形加速器を用いたRI製造や核・放射化学の研究,さらには50 MeV試験加速器(t-ACTS) での超短パルス電子ビーム生成やこれを用いた光源開発の研究などが進められている.1997年に運転を開始し老朽化が心配となっていたBSTリングのクライストロン電源に替えて、本年の2月に新たに半導体アンプを用いた高周波源を導入し、これにより近年の懸案であった運転経費の節減が図られている。またRI製造用大強度線形加速器では、新たに極低運動量移行電子弾性散乱による陽子半径測定を実施するためのビームラインの構築が進められていて、今年度の運転開始を目指している。学会では、これら加速器群の現状や今後の予定などについて報告する. |