FSPI009 施設現状報告ポスター2 7月31日・8月1日 国際科学イノベーション棟5階 ホワイエ 13:30-15:30 |
IFMIF原型加速器の現状 |
Status of IFMIF Prototype Accelerator |
○春日井 敦,赤木 智哉,蛯沢 貴,熊谷 公紀,近藤 恵太郎,坂本 慶司,下崎 義人,新屋 貴浩,杉本 昌義,平田 洋介,前原 直(量研/六ヶ所),カラ フィリップ(IFMIF/EVEDAプロジェクトチーム),カリン ヤン,ジッコ エルベ,ジェックス ドミニク,ヨキネン アンティ,モヤ イワン,フィリップス ガイ(F4E),ファゴッティ エンリコ,プルネリ ジュゼッペ,スカンタンビューロ フランチェスコ(INFN),ヒメネス ダビド,マルチェーナ アルバロ,ポダデラ イワン,ウェーバー モイセス(CIEMAT),ボルゾン ベノア,マロンクル ジャック(CEA/Saclay) |
○Atsushi Kasugai, Tomoya Akagi, Takashi Ebisawa, Koki Kumagai, Keitaro Kondo, Keishi Sakamoto, Yoshito Shimosaki, Takahiro Shinya, Masayoshi Sugimoto, Yosuke Hirata, Sunao Maebara (QST/Rokkasho), Philippe Cara (IFMIF/EVEDA PT), Yann Carin, Herve Dzitko, Dominique Gex, Antti Jokinen, Ivan Moya, Guy Phillips (F4E), Enrico Fagotti, Giuseppe Pruneri, Francesco Scantamburlo (INFN), David Jimenez, Alvaro Marchena, Ivan Podadera, Moises Weber (CIEMAT), Benoit Bolzon, Jacque Marroncle (CEA/Caclay) |
2007 年より核融合エネルギー分野における日本と欧州による国際共同事業の一つとして始まった 強力中性子源である国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学実証・工学設計活動(EVEDA) では、IFMIF の工学設計・主要機器の製作・試験を行い、IFMIFの建設判断に必要な技術実証を行うことが最大のミッションである。IFMIF原型加速器はLIPAc(Linear IFMIF Prototype Accelerator)と呼ばれ、重水素イオン源(入射器)−高周波四重極加速器(RFQ)−中間エネルギービーム輸送系(MEBT)−超伝導加速器(SRFリニアック)−診断系(D-Plate)−高エネルギービーム輸送系(HEBT)−ビームダンプ(BD)から構成される重陽子線形加速器である。これまでに超伝導加速器を除く全ての機器がビームラインに設置され、2019年からはRFQでの重陽子加速試験も開始された。SRFリニアックについても六ヶ所核融合研究所に整備したクリーンルームにおいて組み立てを開始し、2019年度中に完成する予定である。2019年度にはSRFリニアックの代わりにドリフトチューブを挿入した系を用いて大電力のビームダンプまでビームを導く長パルスビーム試験を開始する予定である。 |