FSPH005  施設現状報告ポスター1  7月31日・8月1日 百周年時計台記念館 国際交流ホール 13:30-15:30
広島大学放射光科学研究センター光源加速器の現状
Present Status of HiSOR
 
後藤 公徳,松葉 俊哉,○加藤 政博,島田 賢也(広島大学)
Kimimori Goto, Shunya Matsuba, ○Masahiro Katoh, Kenya Shimada (Hiroshima University)
 
広島大学放射光科学研究センターは電子シンクロトロンHiSORを中核とする放射光の共同利用・共同研究拠点である。150MeVの入射用マイクロトロンと700MeVの小型シンクロトロン、2台のアンジュレータからなる光源加速器は、1996年の建設稼働以降、20年以上安定に稼働を続けている。共同利用のための年間のビームタイムは1500時間に及び、真空紫外・軟X線領域の放射光を国内外の物質・生命科学を中心とする研究者に供給している。最近では、より高輝度な放射光への要望の高まりを受け、将来計画の検討も進められている。本センター加速器群の現状と将来計画の検討状況を報告する。