FRPH037  電磁石と電源  8月2日 百周年時計台記念館 国際交流ホール 10:50-12:50
SuperKEKB加速器Phase-2&3ビーム運転におけるQCSの冷却システム
Cryogenic System of the SuperKEKB Final Focusing SC Magnets (QCS) in the Phase-2&3 Commissioning
 
○宗 占国,大内 徳人,山岡 広,川井 正徳,有本 靖,王 旭東,青木 香苗,植木 竜一,近藤 良也,土屋 清澄(KEK),遠藤 友成(Hitachi)
○Zhanguo Zong, Norihito Ohuchi, Hiroshi Yamaoka, Masanori Kawai, Yasushi Arimoto, Xudong Wang, Kanae Aoki, Ryuichi Ueki, Yoshinari Kondou, Kiyosumi Tsuchiya (KEK), Tomonari Endou (Hitachi)
 
SuperKEKB加速器は、2018年3月19日から7月19日までの4ケ月間(Phase-2)・2019年3月11日から3ケ月間(Phase-3)のコミッショニングが行われた。Phase-2・3では、Belle II測定器と最終集束用超伝導電磁石システム(QCS)が設置されている。QCS超伝導電磁石システムでは、加速器のPhase-2・3ビーム運転にかけて、加速器の要素として連続運転を行った。2基のQCS冷却システムは、加速器停止の間、メンテナンス・改良作業及び性能試験を行った。本発表では、QCS冷却システムの性能改善と加速器のPhase-2・3ビーム運転での冷却システムの運転経験について報告する。