WEP018 ハドロン加速器 8月8日 大展示ホール 13:10 - 15:10 |
J-PARC MR チタンESSの改良および高電圧試験 |
An improvement and high voltage test of Titanium-ESS in J-PARC MR |
○新垣 良次,木村 琢郎(高エネルギー加速器研究機構),松村 秋彦(日本アドバンストテクノロジー),武藤 亮太郎,村杉 茂,岡村 勝也,白壁 義久,冨澤 正人,柳岡 栄一(高エネルギー加速器研究機構) |
○Yoshitsugu Arakaki, Takurou Kimura (High Energy Accelerator Reaserch Organization), Akihiko Matsumura (Nippon Advanced Technology), Ryotaro Muto, Shigeru Murasugi, Katsuya Okamura, Yoshihisa Shirakabe, Masahito Tomizawa, Eiichi Yanaoka (High Energy Accelerator Reaserch Organization) |
J-PARC MR の遅い取り出しラインに設置された静電セプタムは大強度の陽子ビームをハドロン実験施設へ供給するための装置である。遅い取り出し過程においては、静電セプタムのセプタム面にビームの一部がロスするため、装置の放射化やダメージが問題となる。残留線量を低減するためチタン製静電セプタムを2013年度より製作し試験を行ってきた。 昨年度J-PARC リニアック棟において、チタン製ESS1号機のオフライン高圧試験を完了し、MRへインストールした。2号機は真空特性向上のためチタンチャンバーの内壁全面にバフ研磨を実施した(1号機では部分的)。その後1号機と同様なサンチタン処理,200℃ベーキングを行った。オフラインの高圧試験を行い良好な結果が得られたので報告する。 |