WEOLP02 合同セッション 8月8日 合同会場 10:20 - 10:50 |
IFMIF/EVEDA原型加速器のRFQビームコミッショニング |
RFQ Beam commissioning of IFMIF/EVEDA prototype accelerator |
○近藤 恵太郎,赤木 智哉,一宮 亮,蛯沢 貴,春日井 敦,坂本 慶司,新屋 貴浩,杉本 昌義,平田 洋介,前原 直(量研/六ヶ所),ファゴッティ エンリコ,プルネリ ジュゼッペ,スカンタンビューロ フランチェスコ(INFN-LNL),ヒメネス ダビド,ポダデラ イワン,ウェーバー モイセス(CIEMAT),ボルゾン ベノワ(CEA Saclay),カラ フィリッペ,ナスター ホアン(IFMIF/EVEDA PT),ジッコ エルベ,ジェックス ドミニク,ハイディンガー ローランド,ヨキネン アンティ,マルケタ アルバロ,モヤ イワン,フィリップス ガイ(F4E) |
○Keitaro Kondo, Tomoya Akagi, Ryo Ichimiya, Takashi Ebisawa, Atsushi Kasugai, Keishi Sakamoto, Takahiro Shinya, Masayoshi Sugimoto, Yosuke Hirata, Sunao Maebara (QST/Rokkasho), Enrico Fagotti, Giuseppe Pruneri, Francesco Scantamburlo (INFN-LNL), David Jimenez, Ivan Podadera, Moises Weber (CIEMAT), Benoit Bolzon (CEA Saclay), Philippe Cara, Juan Knaster (IFMIF/EVEDA PT), Herve Dzitko, Dominique Gex, Roland Heidinger, Antti Jokinen, Alvaro Marqueta, Ivan Moya, Guy Phillips (F4E) |
加速器型強力中性子源である国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学実証・工学設計活動(EVEDA)は、日本と欧州による核融合エネルギー分野における国際共同プロジェクトの一つであり、現在、原型加速器(LIPAc、Linear IFMIF Prototype Accelerator)の試験が量子科学技術研究開発機構六ヶ所核融合研究所で進行中である。LIPAcはイオン源-RFQ-MEBT-SRF-ビーム診断系-HEBT-BDから構成され、9 MeV、125 mA、CWの重陽子加速を目標とする大電流線形加速器である。2017年7月までにイオン源、RFQ、MEBT、ビーム診断系、高周波源の据付および各システム単体試験が完了し、RFQの高周波入射試験及びコンディショニングを開始した。様々な困難に直面しつつも、RFQ空洞のコンディショニングを進め、12月には短パルスながら重陽子加速に必要なベーン間電圧に到達した。2018年1月からは陽子加速試験のための長パルス化を進め、並行して安全系の統合を行い、RFQによる陽子ビーム加速の準備を進めてきた。本講演では、現在進行中のLIPAc RFQの2.5 MeV陽子加速試験の状況及びこれまでの研究開発の進展について報告する。 |