THP122 加速器応用・産業利用 8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10 |
(γ,n)光核反応の励起関数の検証 |
Verification of excitation functions of the (γ,n) reactions |
○野田 秀作,井田 博之,井村 亮太(JFEエンジニアリング(株)),菊永 英寿,塚田 暁,柏木 茂,高橋 健,南部 健一(東北大学電子光理学研究センター),大浦 泰嗣(首都大学東京) |
○Shusaku Noda, Hiroyuki Ida, Ryota Imura (JFE Engineering Corporation), Hidetoshi Kikunaga, Kyo Tsukada, Shigeru Kashiwagi, Ken Takahashi, Kenichi Nanbu (Research Center for Electron Photon Science, Tohoku University), Yasuji Oura (Tokyo Metropolitan University) |
15~50MeV電子線入射に起因する制動放射線による生成放射能を、医療用放射性核種Mo-99製造反応などいくつかの系で測定した。実験は東北大学電子光理学センターの大電流電子線形加速器で行い,生成放射能は高純度Ge検出器を用いたガンマ線測定により決定した。本実験体系を粒子・重イオン輸送計算コード;PHITSを用いて模擬し、制動放射線量をシミュレーション計算により導出した。このPHITSコードによる制動放射線量と励起関数の文献値から得られる予想生成放射能を,得られた生成放射能と比較することにより、励起関数の文献値の検証を行った。本学会では、光核反応の励起関数の検証結果を報告する予定である。 |