THP067 電磁石と電源 8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10 |
J-PARC 主リング高繰り返し化のための偏向電磁石用新電源開発の状況 |
Status of new power supply for bending magnet in J-PARC Main Ring upgrade |
○下川 哲司,栗本 佳典,森田 裕一,三浦 一喜,内藤 大地(高エネ研),佐川 隆(ユニバーサルエンジニアリング) |
○Tetsushi Shimogawa, Yoshinori Kurimoto, Yuichi Morita, Kazuki Miura, Daichi Naito (KEK), Ryu Sagawa (Universal engineering) |
J-PARC 主リング(MR)では、実験施設へ供給する陽子ビームのさらなる大強度化のために、繰り返し周期の短縮を計画している。高繰り返し化に伴い交流系統の電力変動、出力電圧の増加等の課題に対応するために主電磁石電源の置き換えが必要となる。我々は、偏向電磁石用の電源として、大容量コンデンサバンクを有する10 MWクラスの出力をもつ電源を検討・開発してきた。昨年度末に、偏向電磁石用新電源の1台目が完成し、模擬負荷を使用した確認通電を行っているところである。本稿では、開発した偏向電磁石用新電源について模擬負荷試験の結果を交えて報告する。 |