THP065  電磁石と電源  8月9日 大展示ホール 13:10 - 15:10
SuperKEKB ビーム最終集束用超伝導電磁石システム - ハーモニックコイルによる4極電磁石の磁場測定 -
Superconducting Magnet System for the Interaction Region of SuperKEKB - Magnetic measurement of quadrupole magnets with harmonic coils -
 
○有本 靖,植木 竜一,大内 徳人,川井 正徳,宗 占国,土屋 清澄,山岡 広,王 旭東(高エ研)
○Yasushi Arimoto, Ryuichi Ueki, Norihito Ohuchi, Masanori Kawai, Zanguo, Zong, Kiyosumi Tuchiya, Hiroshi Yamaoka, Xudong Wang (KEK)
 
SuperKEKB最終集束超伝導電磁石システム(QCS)は2017年3月に衝突点領域(IR)にインストールされ、2018年3月より実機としての運転が開始された. QCSは8台の超伝導4極電磁石, 43台の補正/キャンセルコイル, 4台の補償ソレノイドから構成され, これらはBelle II 検出器ソレノイドの磁場中(1.5T)に設置されている. ソレノイド磁場の影響を含めて磁場評価を行なうため, IRにおいてハーモニックコイルによる磁場測定を行なった. 本講演ではこの磁場測定の結果について発表する.