THOM07 電子加速器2 8月9日 特別会議室2 10:50 - 11:10 |
位相空間回転によるリニアコライダーのための高ルミノシティ扁平ビームの生成 |
High Luminosity Flat Beam Generation With Phase-space Rotation for Linear Colliders |
○栗木 雅夫(広島大学先端研),早野 仁司,山本 尚人,清宮 裕史,金 秀光,許斐 太郎(高エネ研加速器),柏木 茂(東北大電子光理学),坂上 和之,鷲尾 方一(早稲田大学理工総研),PIOT Philippe(Dept. of Physics, Northern Illinois University),POWER John(Physics div., ANL) |
○Masaso Kuriki (AdSM, Hiroshima University), Hitoshi Hayano, Naoto Yamamoto, Yuji Seimiya, Xiuguang Jin, Taro Konomi (Accelerator lab., KEK), Shigeru Kashiwagi (ELPH, Tohoku University), Kazuyuki Sakaue, Masakazu Washio (RISE, Waseda University), Philippe Piot (Dept. of Physics, Northern Illinois University), John Power (Physics div., ANL) |
電子陽電子リニアコライダーは、素粒子同士の高エネルギー対消滅反応を実現できる現在のところ唯一の加速器である。リニアコライダーではビームビーム効果を抑制し、低電流で高いルミノシティを実現するため、衝突点において非対称のナノビームを生成することが必須である。本提案は、横方向同士、および縦方向と横方向の位相空間回転を応用し、入射部にて直接、リニアコライダーで必要となる低エミッタンス、高アスペクト比ビームを直接生成するものである。必要となるXYおよびX-Z位相空間回転について、KEK-STFおよびANL-WFAにおけるビームテストを予定している。シミュレーションによる見積もり、および実験準備状況について報告する。 |