FSP016 施設現状報告ポスター 8月8日、9日 大展示ホール 13:10 - 15:10 |
東北大CYRICのサイクロトロン加速器施設の現状報告 |
Present status of the cyclotron facility at CYRIC in Tohoku University |
○伊藤 正俊,松田 洋平,石橋 陽子,寺川 貴樹,原田 健一,田中 香津生,笠松 幸生(東北大CYRIC),川村 広和(東北大FRIS),高橋 直人,高橋 研,鈴木 惇也,本間 隆之,赤繁 佑樹(住重加速器サービス) |
○Masatoshi Itoh, Yohei Matsuda, Yoko Ishibashi, Atsuki Terakawa, Kenichi Harada, Kazuho Tanaka, Kohki Kasamatsu (CYRIC, Tohoku Univ.), Hirokazu Kawamura (FRIS, Tohoku Univ.), Naoto Takahashi, Ken Takahashi, Junya Suzuki, Takayuki Honma, Yuki Akashige (SHI Accelerator Service) |
東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター(CYRIC)は、サイクロトロン加速器の多目的利用および高レベルRI、サイクロトロン生成短寿命核RIの利用、RI安全の取扱いの教育・訓練を行うために設立された東北大学の学内共同利用施設である。現在、2台のサイクロトロン加速器、930型AVFサイクロトロンとHM-12サイクロトロンを用いて、理工学およびライフサイエンスの研究に利用している。最近では、阪大RCNP、理研、東北大ELPH等の加速器施設とともに短寿命核RI供給プラットフォームや、上記施設にJ-PARC・量研機構等を加え、さらに企業17社と量子アプリ共創コンソーシアムを形成し、RI利用研究および量子を高度にコントロールし、産業に実用化するための基盤技術開発を推進している。本発表では、最近の加速器の運転・利用状況およびECRイオン源の引き出し電極改良等について報告する。 |