TUOL07  高周波加速構造2/高周波源  8月1日 講堂(2F) 17:30 - 17:50
KEKにおけるILCクライストロン電源開発の現状
Current status of ILC klystron modulator development at KEK
 
○明本 光生,川村 真人,設楽 哲夫,竹中 たてる,中島 啓光,福田 茂樹,本間 博幸,松本 利広,道園 真一郎(KEK)
○Mitsuo Akemoto, Masato Kawamura, Tetsuo Shidara, Tateru Tkakenaka, Hiromitsu Nakajima, Shigeki Fukuda, Hiroyuki Honma, Toshihiro Matsumoto, Shinichiro Michizono (KEK)
 
KEKではILC計画に向けて10MWクライストロンを駆動するピーク電圧120kV,ピーク電流140A, パルス幅1.7ms, パルス平坦度1%(p-p), 繰り返し5Hzの大電力長パルス電源の開発が進められている。この電源は約440台、トンネル内に設置されることかから、高信頼化、小型軽量化、低価格化を狙って半導体スイッチを使用した電源の開発が求められている。本発表では現在KEKで運用中のバウンサー型パルス電源の状況そして長岡技術科学大学とパルスパワー技術研究所と共同で開発中のマルクス型パルス電源(小電力パルス発生回路を充電時に並列接続して充電し、パルス発生時にはそれを直列接続して放電させて高圧パルスを発生させる)の開発状況について報告する。